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【京都 加藤造園】庭師のスゴ技

7月に京都の加藤造園さんと庭の管理について打ち合わせをしました。日々の管理は継続という情熱と言ったらよいのでしょうか、続けることの大切さをを改めて感じたわけです。

庭木は数年先の完成型を考えて手入れする。

使うはさみは片手ばさみのみ。

来年出てくる芽の位置と、木の向こう側に見える景色を考慮してはさみを入れる。

両手ばさみでバサッりスッキリ刈ってしまう、京都でそんなことをしたら「なんやすっきりしたなぁ」とお客様にたっぷり皮肉を込めて言われるそうです。あるセグメントの京都人は、本当に評価が厳しいのです。その評価の厳しさを婉曲表現といわれるのですがその奥に秘められた意味を言われた側は検討する必要があるのだそうです。慣れるまで大変そうです。

さて。

話しを伺っていると弟子入りしたくなるような繊細な技です。そして見られることも意識した仕事の技の美しさにも配慮。茶道のお手前の世界のような感じです。

加藤造園さんが管理しておられるという、東本願寺、南禅寺の中の湯豆腐屋さん、東山の大庭園、富裕層の家々の庭を拝見しました。そのひとつひとつが、持ち主の個性が発揮されているのですが、その個性はその実主導権を握っている庭師さんたちの日々の手入れがあってこそなのだと思うのです。

京都の伝統的な仕事に携わる人々で気になるのはそのモチベーションです。「保守的だが無二のもの」をつくることへの意思という感じのこと。家元制度発祥の地だからそれが当たり前のDNAなのか、保証でしょうか。そういう継続の理由がわかるとブランドを継続するという意味合いがわかってくるような気がするのです。

ちょっと考えてみようと思います。

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