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【京唐紙】日本らしい際立った特長「手技」

夏に京唐紙の丸二さんとインテリアの打ち合わせをさせてもらいました。

京都の唐紙は精緻な手作業の美しさがあります。小さなデザインまでが極々丁寧に版木に彫られています。寄って見ても、引いてみても美しさが伝わります。手を抜かない誠実さが、これ見よがしには見えない職人さんたちの心意気として伝わってくるのでしょうか。ただただ、すばらしく、ため息をつくばかりです。

唐紙は、現在昭和の初期までに彫られた版木を丁寧に刷って唐紙が生まれるのですが、この版木を作る技術とふすま紙にプリントする技術をもった職人さんたちは高齢になり、後継者がいないことが問題になっています。よく聞く話しではあるのですが、こんな美しいものが日本から失われることに、私たちはもっと焦ってもよいのではないでしょうか。

そんなに高価なものではないし、丁寧に使えば美しいものと暮らしていくことができるのにと思うのです。私は今、新しく開業する旅館の準備に携わっているのですが、ブログや日本のものを今様に使った宿泊施設によって、日本の良さを伝えることができることに気づきました。

デザインの展開を考えるだけでも面白いと思うのです。襖だけでなくて、ついたてや箱や名刺や照明器具や、いろいろな商品は既にありますが、これからの日本人は、日本の文化を進化させて継続させることが必要な気がするのです。

添付は木が反ってしまって今はもう使えない、昔の版木です。

丸二さんのサイト

http://www.maruni-kyoto.co.jp/top.html
Rimg0012

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