美しいもの

【京都の花街】礼儀正しい美しさが醸し出す文化

秋に京都の花街に連れていってもらいました。

宮川町の舞妓さん、芸妓さん。

彼女たちの、日本美としての「礼儀正しい美しさ」にとてもとても感銘して心と身体に残った体験どしたぇ。

ともかく挨拶の美しさと華やかさ。これは本当に習慣にしたいです。ニコニコしているのとは違う佇まいがホントによくて。

 

そして、自分のポジションを気にしないまあるい優しい感じ(男性社会なので、どうしてもむかつくことがあるだろうに)は、相手をいい気分にさせてくれる。私には、「お姐さんはどちらから着はったんどす?」みたいに、親しさとともに敬ってもらっているという感じです。両方というのは意外と難しいものです。

色合わせの妙、いきとどいた気遣い、所作の美しさ。目が釘付けになりました。こういうのがはんなりというのかもしれませんね。東京のスタイリッシュなサービスも、熱海の老舗旅館の所作もそれぞれに美しいけど、私は京都の無邪気さも加わったほうが、ほっこりしますなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【東京】パークハイアットのパーティ

仕事でお世話になった方のパーティがパークハイアットのボールルームでありました。ホワイエで夜景や展示されていた着物を見ながらシャンパンを飲み、しばらくしてボールルームへ。

PHらしい黒とピンスポを基調とした演出に、ブッフェ料理が並んでいます。テーブル席は参加者百数十人に、40席くらい準備されていました。多くの人はたったままですが、年配の方々は着席して歓談をしています。これは普通にPHなのですが、集まっている方々がとてもお洒落なので、PHらしさが引き立ちます。一流ホテルってこういうことなのね、と思いました。つまり、今回のパーティは会費制でしたが、どう考えてもそれだけで済む演出や料理ではありませんでした。主催者が持ち出ししておられるのかもしれませんが、ホテル側も今回集まった面々を見ればパブリシティにも繋がりますから、損をしない程度にウエルカムです。これから先につながることもあるでしょうし、PHらしさを引き立てられる方々です。華のある人たちばかりですから、ホテルにとってはオンシーズンでなければ引き受けるでしょう。

高級ブランドの社長や、外国人の著名人、雑誌でよく見るモデルさん、アーティスト。華やか。。。最後までほとんど帰る人もいなかったのは、ホテルのチカラではなく主催者の魅力であることも、パーティに参加して初めてわかります。もちろんネットワーク作りにも、濃く知り合いになることもあるでしょうが、魅力のある人のために、魅力のある人たちが集まってくる。

華はないけど、そんな環境づくりを私もしたいな、と羨ましく感じた一日でした。

Rimg0070 Rimg0073 Rimg0075 Rimg0076 Rimg0072

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【東京巣鴨原田の耳かき】自分専用の耳かきをつくる

耳のお掃除は、伝統的な耳かきか綿棒か。。。ここ10年以上面倒で綿棒を使っていましたが、日本橋小伝馬町のべったら市で認識が変わりました。竹の耳かきはやっぱりよいのです。

「日本一高い耳かき」原田商店の「原田の耳かき」が露天がでていました。恵比寿神社のすぐ脇でした。友人がなんかかわい〜っと言って近寄っていったそれ。

こちらの耳かきは、耳の形、使い勝手(柔らかさ)、使用頻度、持ち手の感触など、ユーザーに合わせてその場で制作してくれます。綿棒は間違えると、奥に耳かすを送り込んでしまうのですが、これはかきだすものですから。私のは携帯用(房付き)です。煤竹でつくっていただいたので1500円ほど。人気でした。。。

毎日耳かきする幸せ。これってなかなかいい暇つぶしです、本当に。おすすめです。Rimg0022

普段は巣鴨のとげぬき地蔵境内で売っておられるそうです。

http://www.sugamo.or.jp/fair/fair004.html

Rimg0019_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【京唐紙】日本らしい際立った特長「手技」

夏に京唐紙の丸二さんとインテリアの打ち合わせをさせてもらいました。

京都の唐紙は精緻な手作業の美しさがあります。小さなデザインまでが極々丁寧に版木に彫られています。寄って見ても、引いてみても美しさが伝わります。手を抜かない誠実さが、これ見よがしには見えない職人さんたちの心意気として伝わってくるのでしょうか。ただただ、すばらしく、ため息をつくばかりです。

唐紙は、現在昭和の初期までに彫られた版木を丁寧に刷って唐紙が生まれるのですが、この版木を作る技術とふすま紙にプリントする技術をもった職人さんたちは高齢になり、後継者がいないことが問題になっています。よく聞く話しではあるのですが、こんな美しいものが日本から失われることに、私たちはもっと焦ってもよいのではないでしょうか。

そんなに高価なものではないし、丁寧に使えば美しいものと暮らしていくことができるのにと思うのです。私は今、新しく開業する旅館の準備に携わっているのですが、ブログや日本のものを今様に使った宿泊施設によって、日本の良さを伝えることができることに気づきました。

デザインの展開を考えるだけでも面白いと思うのです。襖だけでなくて、ついたてや箱や名刺や照明器具や、いろいろな商品は既にありますが、これからの日本人は、日本の文化を進化させて継続させることが必要な気がするのです。

添付は木が反ってしまって今はもう使えない、昔の版木です。

丸二さんのサイト

http://www.maruni-kyoto.co.jp/top.html
Rimg0012

| | コメント (0) | トラックバック (0)